柄シャツメンズコーデ42選|ハマると抜け出せない魅惑の着こなし


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今回は柄シャツの色々な種類を深掘り。柄シャツはチェック・ストライプ・ドットなどの定番柄だけではなく、花柄・迷彩・アニマル柄等多岐に渡ります。

そんな柄シャツの着こなし方法や柄の種類毎にスナップをご紹介していくので、個性的なパターンのシャツが好きな方もこれから挑戦してみたいといった方も、参考にしてもらえるとうれしいです。

柄シャツの着こなし方①:柄を主役に

柄シャツの着こなしのポイントは、やはり目を引くシャツをのものを主役に持ってくるコーデ。そのためシャツ以外はなるべく主張の激しくないアイテムを選びたいところです。
またこれは柄が強くなるほど当てはまるため、このあとご紹介する花柄などはなるべく無地かつ色味の少ないボトムスなどと合わせるのがおすすめです。

合わせるアイテムで間違いが少ないのはブラック。通常ブラックだと少し重くなりすぎますが、柄シャツの場合様々な色を複合したようなデザインのものが多いので、比較的バランスが取りやすいです。もしくは同系色などもおすすめで、例えば迷彩柄にモスグリーン、ヒョウ柄にカーキといった組み合わせもうまくマッチします。

 

柄シャツの着こなし方②:柄には異なる柄を

柄オン柄はかなり上級者向けの着こなしですが、柄同士の雰囲気が大きく異るものの方がうまく合わせやすくなります。

例えばストライプシャツにはドットや小紋など、線と点といった対比的なパターンのアイテムを合わせると、柄同士がケンカし合うこと無く、さらにお互いの柄が少しマイルドになってうまくミックスするような見た目になるのでおすすめです。

 
それでは、柄シャツの種類ごとにコーディネートやスナップをご紹介していきます。

チェックシャツ

柄シャツの代表格のようなチェックシャツを用いたコーディネートです。

チェックにも様々な種類があり、ギンガムチェック・ウィンドウペイン・タータンチェック・アーガイルチェック等、枚挙に暇がありません。

チェックシャツのコーディネートのポイントはカラーリングとチェック柄の大きさ。赤・オレンジ・ブラウンといった暖色系はフランネル生地のものが多く見た目も着心地も暖かく秋冬にもってこいのスタイルになります。チェック柄の大きさは大きい程活発で若々しく、細かいほ洗練され大人っぽい雰囲気になります。

また、アウターとも合わせやすい柄なので、1枚目のコーディネートのようなダウンベストや革ジャンと合わせたり、腰に巻いてアクセントにするといった使い方も出来ます。

ストライプシャツ

ストライプシャツを用いた着こなし。ストライプシャツは柄シャツとは言え、ビジネスシーンでも使えるスタイルのものも多く、かっちりとしたコーディネートにも彩りを添えてくれます。

ストライプもロンドンストライプ(ブロックストライプ)・ペンシルストライプ・ピンストライプ・ヘアラインストライプ等様々な種類があります。ストライプ柄も線の細さは印象を左右する大きな要素。ヘアラインストライプ(文字通り髪の毛程の細さのストライプが密集している柄)などの細かい模様の方が、知的な雰囲気をかもし出します。

2枚目・3枚目のスナップはスーツのインナーとしてストライプシャツを着用し、ネクタイを合わせています。ストライプシャツには無地や同じストライプではなく、ドットや小紋など印象の異なる柄のネクタイを合わせるのがおすすめ。さらにストライプと色を合わせることで、一層統一感を出すことが出来ます。

ドットシャツ

続いてドット柄のシャツを用いたコーディネートです。

スナップはドット柄の小さい順に並んでいますが、それぞれ『ピンドット』『ポルカドット』『コインドット』という名称で、ドットの大きさで呼び名が別れています。やはりドット柄も大きさで印象が大きく変わり、ざっくりとしてドットが大きいほど、若々しい見た目になります。

ドットが小さい方が他のアイテムと合わせやすく、2枚目のスナップはペイズリー柄のネクタイと合わせていますが、ドットの数が少なく柄の種類も異なるため、うるさすぎず適度なスタイルになっています。
また3枚目のスナップは、ドットの大きなシャツですが全体をモノトーンで統一し、スラックス・レザーシューズという大人なアイテムを合わせているため、子供っぽい印象にならずお洒落な出で立ちになっています。

迷彩(カモフラージュ)シャツ

迷彩柄のシャツを合わせるコーディネートです。

迷彩柄・カモフラージュパターンは、1800年代初期から欧米で用いられてきた非常に歴史のある柄。第二次世界大戦後はストリートブランドを中心に、ファッションの一部として取り入れられるようになりました。

上記の3スナップはいずれも緑やカーキ色を用いたまさに迷彩のイメージそのもの、といった柄を用いたシャツ。柄から連想するようにミリタリーチックな雰囲気をかもし出します。こういったオリジナルに近い色の迷彩は黒やグレーのボトムスと相性がよく、特にグレーはボトムスが迷彩の場合にトップスのカラーとしてとても良く見かける色です。3枚目のスナップのように、ボトムスをカーキやモスグリーンで合わせると、統一感とともに一層ミリタリーな印象が増します。

変わり種の迷彩(カモフラージュ)シャツ

続いて、同じ迷彩でもオリジナルのグリーン×カーキではなく、それ以外のカラーリングで構成された迷彩シャツのコーディネートです。

迷彩柄はメジャーなオリジナルのカラーリング以外にも、1枚目2枚目のスナップのようなブルー調のものや、3枚目のようにグリーンが弱くカーキが強いようなタイプのものもあります。また柄も通常とは異なるものもあり、細かい柄だったり、植物柄のボタニカルなものなどもあります。

ご覧の通りオリジナルな迷彩柄に比べて、よりファッション性が高く、迷彩独特の強そうな雰囲気が収まります。柄シャツデビューの一歩としても使える、モダンなアイテムですね。

花柄フローラル長袖シャツ

花柄の長袖シャツの着こなしです。

とても目を引く、存在感抜群の花柄シャツ。ロングスリーブで上半身を全て覆うことからその破壊力はより強力です。
ここまで目立つアイテムなので是非コーディネートの主役として着ることをおすすめします。スナップは3枚ともボトムスにはシャツの補色を合わせるだけで、シャツを引き立てるのに徹しています。

ロングスリーブなのでやや知的・中性的な印象。スラックスや革靴で大人っぽくまとめるのもいいですが、3枚目のスナップのようにデニムパンツとスニーカーでややアクティブなチョイスもうまくヌケ感が出ておすすめです。

花柄フローラル半袖シャツ

続いて花柄のこちらは半袖タイプのシャツの着こなしです。

長袖に引き続き半袖の花柄。より夏らしく、カジュアルかつワイルドなアイテムです。近年メンズでも花柄がプリントされたショートパンツが流行していることもあり、花柄に対する世の中的なイメージがアップしてきていて、とても身に着けやすくなっているかと思います。

カラフルなアイテムが主流ですが、3枚目のスナップのようなモノトーンの花柄シャツもあるので、まずはこういった落ち着いたデザインから始めてみるのも良さそうです。

トロピカルシャツ

花柄かつ半袖シャツの中でもよりビビッドでバケーションな柄のシャツを用いた着こなしです。

ここまでくると真夏のビーチにしか着ていけないような出で立ちですが、その分思い切り夏を楽しめるようなアイテム。

ショートパンツでラフに着こなすのはもちろん、第2ボタンまで開けて短い袖をさらにまくり上げることで、全体的な開放感を一層引き立ててくれます。

ペイズリー柄シャツ

ペイズリー柄のシャツを用いたコーディネートです。

ペイズリー柄は草花をモチーフに曲線を無数に組み合わせたような模様のペイズリー柄。植物の胞子や種子などに例えられるため、生命力や霊魂を想起させるような見た目です。

ペイズリーという名前の由来は元々この柄を用いた製品を多く生産していたスコットランドのペイズリー市に由来しますが、紀元前に作られた土器にも同じような柄が施されたものがあったりと、その起源ははっきりしていません。その分多岐に渡るスタイルがあるペイズリー、1枚目のスナップのようなオーソドックスなブルー地とホワイトパンツと合わせたり、2枚目・3枚目のように柄の細かくぱっと見だとどんなパターンかわからないものから始めるのも良さそうです。

レオパード(豹柄)シャツ

レオパード(豹柄)シャツを用いたコーディネートです。

アニマル柄の代表とも言えるようなレオパード柄は、実は1947年にクリスチャン・ディオールが始めてのコレクション『ジャングル』にて使用されたことで注目を浴び、それからというもの、モードのトップクラスという評価を得てきました。

1枚目のスナップはレオパード柄を中心にベージュとカーキで合わせ、同系色の統一感溢れるコーデ。シャツが浮くこと無くしっかりとマッチしていて、スキのない着こなしです。2枚目も同じくオーソドックスなレオパード柄のシャツをタックインし、ブラックのボトムスを合わせたスタイル。ブラックを取り入れることでとてもスタイリッシュな組み合わせになっています。

アニマル小紋柄シャツ

鳥やシマウマなど、動物のプリントが小さなマークとして無数にあしらってあるようなシャツの着こなし。

様々な種類・角度のアニマルが規則正しく並んでいる柄はなんとも可愛らしく、やや着る人を選ぶスタイルです。
おすすめは1枚目のスナップのように、一つ一つのプリントが小さめかつ、柄が地の色にまぎれた派手すぎないタイプのもの。こちらはネイビー地なのでベージュのチノパンと相性バツグンです。このように柄が入っていてアクセントが聞いているので、同じくネイビーのボトムスを合わせることで、間延びしすぎないワントーンコーデを実現できそうです。

トライブ(民族)柄シャツ

続いて伝統的な民族を想起させるようなトライブ柄のシャツを合わせた着こなし。

エジプトの壁画やペルーのチョリータのような、直線が組み合わさって様々な模様を作り出すようなデザイン。どことなく懐かしいながらも近未来な雰囲気のなんとも不思議な模様です。

ミサンガなどのアクセサリーをじゃらじゃらしながらキャンプに行きたくなるような出で立ちですね。

幾何学模様モードシャツ

角ばった幾何学的な模様のシャツを用いたコーディネートです。

ギザギザが目立つなんとも言えない柄のシャツ。それだけで芸術作品を見ているような気持ちにさせます。

スナップは3枚とも白地を基調としたモノトーンのアイテムでかなりのモード系な出で立ち。最近人気のあるつばの広いワイドブリムハットがよく似合いそうです。

アラベスク柄(唐草模様)シャツ

アラベスク柄(唐草模様)シャツを用いたコーディネートです。

アラベスクとは、その名の通りイスラーム礼拝所であるモスクに描かれることの多いアラビアンな模様を意味し、唐草模様がその代表例です。

植物の特有の美しい曲線が再現されていてややペイズリー柄に成り立ちは近いですが、アラベスクの場合縦横斜めが均一な幅で整然と同じ柄が並んでいて、より厳格な印象を覚えます。
そのため、この模様をあしらったシャツもどことなく真面目な雰囲気。しかもこのように柄が小さめだと主張もそこまで大きくなく、年齢問わず着れるアイテムになっています。
 

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