メンズ白シャツ｜着こなし39コーデ・14ブランド・おすすめ28品

平日のビジネススタイルに・休日のカジュアルウェアに・特別な冠婚葬祭のタイミングで、本当に様々な場面で袖を通す白シャツ。いつも着るものだからこそ、こだわりの強い方も多くいらっしゃると思います。

さらに白シャツは、ビジネスユースなら耐久性と利便性が高い・休日用ならカジュアルなスタイルやネクタイ無しでもキマる襟元・冠婚葬祭ならレギュラーカラーやワイドスプレッドカラーのフォーマルなスタイルなど、目的やTPOに合わせて考えると意外と選択肢の多いアイテム。
今回は白シャツのおすすめの着こなし方法や珠玉のブランドやそのアイテムなどをまとめてご紹介。最高の白シャツ選びの参考にしていただければ、と考えています。

白シャツの着こなし

それでは、白シャツの着こなしを13種類のタイプ別に分け、それぞれ3枚づつ、合計39枚のスナップと共にご紹介します。

デニムと合わせる王道コーデ

白シャツとデニムパンツを合わせた王道コーディネートです。

1つ目・2つ目のスナップはブルーのジーンズを合わせた着こなし。コントラストが強く、それだけで申し分ない組み合わせになっています。2枚目はネイビーのジャケットを羽織る分、足元にホワイトのスニーカーを合わせてバランスを取っています。

3枚目のスナップはかなりウォッシュの聞いたライトブルーのデニムパンツを合わせたコーデ。全体的に白っぽく淡い印象になるので、素材感などで遊びをだしてあげると間延びせずおすすめです。

ブラックパンツと合わせるモノトーンスタイル

ブラックパンツと白シャツを合わせたコーディネートです。

他のカラーを取り入れない完全モノトーンにしてモードぽさを出しても、ベルトやシューズで色を合わせて少しナチュラル感を出しても楽しい着こなし。

1枚目はブラックの革靴でよりシックに、2枚目はホワイトスニーカーでやや明るめに、3枚目はブルーを取り入れることで華やかな印象になっています。どの写真もイタリアンスタイルでボトムスをロールアップにし、抜け感を演出しているのもポイントですね。

ブラウン・ベージュのチノパンと合わせるナチュラルコーデ

ブラウンやベージュのチノパンと白シャツを合わせたコーディネートです。

ブラックやグレー等モノトーンなスタイルとは打って変わり、ナチュラルさやクラシックな雰囲気を醸し出すブラウンコーデ。1枚目・2枚目のスナップはベルトとシューズをブラウンで統一したスタイルで、3枚目はスニーカーをシャツと合わせてホワイトで統一するスタイルです。

シューズをブラウンにする時はこのように、タックインでベルトを見せたり腕を捲ることで時計を見せるなど、他のブラウン系のアイテムを目立たせる工夫が活きてきますね。

ホワイト・ライトグレーのスラックスで清潔感を

ライトグレーやホワイトのスラックスとホワイトのシャツを合わせるコーディネートです。

全体的に薄く淡い色使いになるのでとても清潔感がありますが、冗長な印象になりがちなので、アクセントを入れてあげるとキュッと見栄えが上がります。

おすすめはスナップのように茶色のアイテムを散りばめたりブラックのアイテムをあしらったりと、アクセントを2,3交えることでのっぺりとせず明るめな印象を楽しめます。

迷彩と合わせた爽やかワイルドコーデ

迷彩パンツと白シャツを合わせたコーディネートです。

爽やかで鉄板!という印象の白シャツですが、カモフラパンツと合わせることでちょっとワイルドな、いつもとは変わった着こなしを楽しむことが出来ます。

迷彩パンツは通常はグレーのアイテムと合わせることが多いですが、このような取り入れ方も違和感がありません。迷彩の色味によって少し印象が異なるので、落ち着きをだしたい場合はくすんだブラウンが多めの柄を、若々しさを出したい場合は緑が多めのものを選んでみてはいかがでしょうか。

ショートパンツと合わせる常夏スタイル

ショートパンツとホワイトロングシャツを合わせた涼しげなスタイルです。

1枚目はブラック・2枚目はブルーデニム・3枚目はベージュのショートパンツをチョイスしたスナップ。バカンスぽさを出すならやはり2枚目のようにブルー系のアイテムがおすすめ。より明るめのライトブルーなどもシャツによく映えます。

ショートパンツになると、ロングよりもさらにカジュアルテイストになります。そのため胸元は第二ボタンまで開ける・袖は大胆に2回折り返してロールアップにする、などロングシャツであってもラフな形で着こなすと全体がグッとマッチします。

モノトーンにはサスペンサーをアクセントに

ブラックパンツと白シャツにアクセントとしてブラックのサスペンサーを取り入れたコーディネートです。

パンツもシューズもブラックで統一したモノトーンを楽しみたいけど、少し冗長で遊びが欲しい。そんなときにはやや上級者向けですが、スナップのようにサスペンサーを取り入れるのも面白いですね。ベルトよりも歴史のあるサスペンサー。クラシックな印象のアイテムは色々な意味で男をあげる伝統的な伝家の宝刀です。

モノトーンニットからちょっと見せコーデ

ブラックニットやグレーニットのインナーとして白シャツを合わせ、襟元と裾をやや見せするコーディネートです。

モノトーンで知的に見える取り合わせ、やはりポイントはニットとシャツの丈のバランスです。特に裾は2cm~5cmくらい出す絶妙な長さのアイテムをチョイスすることで、絶妙な雰囲気を醸し出すことが出来ます。

1枚目と2枚目はブラックニット、3枚目はグレーニットを合わせた着こなし。2枚目のスナップはニットキャップとスニーカーにライトグレーを合わせ、全体的に重くなりすぎないようコーディネートされています。

ライトグレースーツに合わせる華やかな着こなし

明るめのグレースーツのインナーに白シャツを合わせたコーディネートです。

全体的に明るめでドレッシーな雰囲気になる取り合わせ。ネクタイやベルトに暗めのアイテムを合わせることでキュッと引き締まったようなバランスになります。

1枚目・2枚目はネイビーのネクタイを合わせた着こなし。3枚目は大胆にオレンジに小紋柄の入ったネクタイをチョイス。グレーとオレンジがとても良く合っていて、華やかさと明るさが溢れんばかりのテイストになっています。

ブラウンスーツと合わせた大人な出で立ち

ブラウン系のスーツと白シャツを合わせたコーディネートです。

ブラウンスーツやはり大人でクラシックなイメージの強い一着。ネクタイやチーフ、ベルト、靴なども重厚感の漂うアイテムを合わせたいものです。

1枚目はやや薄めのブラウンにブラックのネクタイを合わせたシンプルな着こなし。スーツも細身なの若くても服に着られることのないスタイルです。2枚目・3枚目はそれぞれチェックとダークブラウンのスーツ。華やかなチーフやラペルピン等小物にも気を使うことで、スーツが悪目立ちしない洗練されたコーディネートになっています。

チャコールグレーのスーツで真面目なコーデ

チャコールグレーのスーツのインナーに白シャツを合わせたコーディネートです。

やや明るさを押さえたマットなチャコールグレー、着ると控えめな印象になるので、目上の方に会ったりクライアントに会うようなビジネスの場でも活躍するようなスタイルです。

1枚目・2枚目はネクタイも暗めのカラーを選び、襟もフォーマルなレギュラーカラー。着ていく場所を選ばない助かる着こなしですね。

ネイビーシャツと合わせた間違いのない着こなし

ネイビースーツのインナーに白シャツを合わせた、絶対に間違いはないだろうという王道コーデです。

こちらもビジネスには定番のスタイル。明るめのネイビーを選ぶと一層白シャツとのコントラストが映え、美しく見えます。

やはりおすすめは、1枚目のようにシンプルなネクタイもネイビーで統一する着こなし。若々しく都会的なイメージの紺が、出来るビジネスマンを演出してくれます。

ブラックスーツと合わせて高級感を演出

ブラックスーツと白シャツを合わせたコーディネートです。

ブラックスーツは本来冠婚葬祭用でビジネスには向かないスーツと言われていますが、昨今では黒のスーツを着用しているビジネスマンも多く見かけます。

1枚目・2枚目のように、光沢の強すぎる冠婚葬祭用に色付されたものではないアイテムでグレーのネクタイを合わせれば、上品さを併せ持ちつつまじめな印象を高めることが出来ます。

おすすめのブランド8選と16アイテム

最後に高品質かつ正統派スタイルの白シャツを製造しているブランドをご紹介します。どのブランドもシャツが主力かつ比較的長い伝統を持っているため、着ていてつい自慢したくなるようなアイテムを見つけられます。

BARBA(バルバ)

1964年にイタリアで設立されたブランドです。もともとシャツを扱っていたことからも高品質のシャツが人気で、生地が良く、細いアームホールを採用した細身なシルエットでありつつとても動きやすいといった特徴があります。イタリアでは最も評価されているシャツブランドの一つ、こだわる大人におすすめのアイテムが並びます。

Ben Sherman(ベンシャーマン)

1963年にイギリスで生まれたファッションブランドです。もともとボタンダウンシャツが主力製品で、イギリスを代表する著名なアーティストを中心にセレブのファンも多くいる実力派ブランドです。

Chester Barrie(チェスター バリー)

1935年にイギリス中部地方の『クリュー』という街で設立されたブランドです。『最高素材を使った、最高水準の既製服』をテーマに、既製服でありながら多くの種類のパターンを用意し、熟練の職人により全行程の8割以上を手作業で製造する徹底した高品質至上主義。『着るロールス・ロイス』とも称される最高級ブランドの一つです。

FAIRFAX(フェアファクス)

1976年に設立された国内ファッションブランドで、主力商品はネクタイやシャツ。京都の西陣や丹後の機屋の古い機械でゆっくりと織られた生地を用いるため、ハンドメイド風な柔らかさと光沢感を持ち、その高級感から百貨店やセレクトショップでの取扱が多いブランドです。

Finamore(フィナモレ)

1925年、イタリア・ナポリで創業したシャツメーカーです。もともとハンドメイド専門のメーカーとして事業を行っており、イタリアドレスシャツメーカーとして確固たる地位を築いています。

INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズドシャツ)

1961年にニュージャージー州でカスタムメイドシャツ専門メーカーとして設立されたブランドです。現在ではアメリカのカスタムオーダーシャツ市場でトップクラスの規模を誇り、歴代の大統領やハリウッドセレブ、スポーツ選手などから愛用されています。

J.CREW(ジェイクルー)

1983年にニューヨークで設立されたアパレルブランドで、92年にレナウンにより日本進出後残念ながら撤退してしまったブランドです。しかしオバマ大統領が家族ぐるみで愛用していたこともありアメリカでは人気が再上昇！日本での販売再開もささやかれています。元々アメカジブランドだったこともありワーク系アイテムも豊富。ファッショナブルなワークシャツを見つけることが出来ます。

ORIAN(オリアン)

1990年イタリア・フィレンツェ郊外で設立された北イタリアを代表するシャツブランド。オリアンは職人技術と機械技術を組み合わせた高い品質を誇りながらも、着る人を主役にするためにシャツ自体が主張することを排したデザインです。ドレスシャツは着心地や強度など着る人のことを考え抜き、シンプルにするほどエレガントになると言われていますが、そんな最高のシャツを体現しているようなブランドです。

ozie(オジエ)

1924年創業である株式会社柳田織物が製造・販売しているシャツブランド。業界最大手を誇る商品展開のアイテムを比較的安価に購入できる、世の働く男性のヒーローとも言えるブランドです。

POLO RALPH LAUREN(ポロラルフローレン)

ラルフローレンシリーズの中で、最も知名度があり普及しているブランドラインで、ブランドロゴにポニーのマークが入っているのが特徴的。言わずと知れたアメリカントラディショナルを代表するブランドです。

SCOTCH&SODA(スコッチ&ソーダ)

1985年オランダ・アムステルダム設立のカジュアルブランドです。アメリカントラディッショナル・ロック・サーフなど様々なテイストを取り入れながら、高品質かつお手頃な商品展開をしている、注目のブランドです。

SWEEP!!(スウィープ!!）

2002年にアメリカ・ロスアンゼルスで設立されたブランド。「Comfortable（心地よさ）」をブランドコンセプトに、シンプルで飽きのこないデザインと着やすさと素材感を兼ね備えたようなアイテムに強みを持っています。このブランドの主力製品は2007年から発売を開始したシャツ。絶妙な丈の長さと細身のシルエットで、襟は耐久力に優れヘビーユースをしても綺麗な形を保ち続ける高性能なアイテムです。

TED BAKER(テッドベーカー)

1988年にイギリス・ロンドンのグラスゴーにて創業したシャツ専門ブランドです。創業者のレイ・ケルビンは、ブランド名でもある架空の人物『テッド・パーカー』をデザイナーとして立て、自身はテッドの一番親しい友人という形を取っています。このエピソードに現れるようなブリティッシュユーモアが溢れるのがこのブランドの特徴。細部にひねりの光るアイテムを数多く手がけています。

軽井沢シャツ

1940年創業のフレックスジャパンにより設立されたブランド。創業75年以上を誇る伝統技術・母体である工場に所有している数百種類の生地を背景に、日本人に愛される商品を製造し続けているブランドです。

 

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